削らない治療とは

最新の虫歯治療の傾向としてできる限り歯を削らずに治療するという考え方があります。歯を削らないのであれば当然、治療の際の痛みも軽減されます。また、神経を残して置けるというメリットもあります。痛みを緩和することができれば、歯科医に通うときのストレスもかなり軽減でき、しっかりと治療が完了するまで通うことが容易になるでしょう。

削る代わりに使用されるのがカリソルブという治療です。これは象牙質の虫歯の部分に薬剤を塗布して、虫歯の部分のみを溶かしていくという方法です。保険適用外の治療となるため一か所1万円ほどかかりますが、痛みを伴わず、麻酔も利用せず、歯を削ることもなく、虫歯だけを除去することができます。こうした患者さんの負担をなくすことを第一にした治療方法は、虫歯治療の今後の在り方の上で特に注目されている分野です。

カリソルブの治療方法で完治できるように定期的に歯科医で歯科検診を行うことでより虫歯のリスクを減らすことができるでしょう。また、小さい子さんを歯医者さんに連れていくときも、なるべく痛みの伴わない治療を行ってもらえるように治療法を選ぶなら、歯医者嫌いにならずにすみます。幼いときの歯医者さんへの恐怖心がトラウマになり、大人になってからも歯医者に行かないという方も少なくありませんので、将来のためにもカリソルブの治療を行ったほうが良いかもしれません。

かぶせ物や麻酔について

虫歯の治療の費用はほとんどの場合保険が適用されます。ただし、見た目や機能性を重視して保険適用外となるセラミックの詰め物での治療も選択することができます。その場合、一般的な銀歯のかぶせ物や詰め物に比べて6倍以上の費用が掛かることも少なくありません。しかし、セラミックを利用することによって本物の歯により近い色で修復することが可能で、虫歯にもなりにくくなりますので、銀歯よりも機能性や安全性が高い品質といえるでしょう。

また、歯を削る際に用いる麻酔も種類が複数あります。よく使われるものが浸潤麻酔といわれるものです。これは表面麻酔を塗った後に伝道注射器によって一定の速度で麻酔液を注入する方法で、以前の駐車での麻酔に比べて痛みをかなり軽減できるようになりました。また、治療後の痛みまで緩和させる働きを持つ伝達麻酔という方法もあります。

治療個所によっては麻酔が効きにくいところもあります。しかし、伝達麻酔を使用することによって、治療中の痛みはもちろん、治療後の痛みも軽減させることができるのです。そのため鎮痛剤を使用する頻度を減らすこともでき体への負担を軽減できます。このように治療に使用する材料や麻酔の種類によって治療方法は大きく異なってくるのです。

歯医者さんで虫歯治療をしよう

虫歯は誰しもかかる可能性のあるものです。毎日歯磨きを行っていても虫歯になってしまうこともあります。虫歯はそのままにしていると、どんどんと進行してしまい、治療が遅れると遅れるほど、神経にまで影響が出てしまい治療が困難になり、抜歯しなくてはいけないほどになることもあります。虫歯治療において重要になってくるのが、症状に合った治療法です。歯医者さんによっても治療方針の違いから同じ症状でも異なる治療法を取ることがありますが、できるかぎり患者にとって負担の少ない治療を行う歯医者が人気といえるでしょう。

虫歯というと、歯を削って治療するというイメージがあるかもしれませんが、現在では早期の虫歯は削らずに、自然治癒で治すという方法も見直されています。もしも、行きつけの歯科医で歯を削られそうになった場合は、ほかの選択肢がないかどうか念のため確認してみるとよいでしょう。虫歯の段階は大きく分けて5段階に分類することができます。その段階によっては自然治癒で治すことも十分に可能です。

自然治癒で治すことのできる虫歯の段階の特徴として、歯の表面が白くなるという点が挙げられます。虫歯といえば黒くなるイメージですが、実は虫歯の初期症状は、歯の表面が白くなるのです。この段階であれば、フッ素を塗布して歯にミネラルを与えるだけで治癒することが期待できます。ただし、自分で目視するだけでは気が付かないこともありますので、定期的に歯医者さんでの検診を行った方が良いでしょう。そこで歯医者さんで効果的な治療を受けるために知っておきたいいくつかの知識をお伝えします。