削らない治療とは

最新の虫歯治療の傾向としてできる限り歯を削らずに治療するという考え方があります。歯を削らないのであれば当然、治療の際の痛みも軽減されます。また、神経を残して置けるというメリットもあります。痛みを緩和することができれば、歯科医に通うときのストレスもかなり軽減でき、しっかりと治療が完了するまで通うことが容易になるでしょう。

削る代わりに使用されるのがカリソルブという治療です。これは象牙質の虫歯の部分に薬剤を塗布して、虫歯の部分のみを溶かしていくという方法です。保険適用外の治療となるため一か所1万円ほどかかりますが、痛みを伴わず、麻酔も利用せず、歯を削ることもなく、虫歯だけを除去することができます。こうした患者さんの負担をなくすことを第一にした治療方法は、虫歯治療の今後の在り方の上で特に注目されている分野です。

カリソルブの治療方法で完治できるように定期的に歯科医で歯科検診を行うことでより虫歯のリスクを減らすことができるでしょう。また、小さい子さんを歯医者さんに連れていくときも、なるべく痛みの伴わない治療を行ってもらえるように治療法を選ぶなら、歯医者嫌いにならずにすみます。幼いときの歯医者さんへの恐怖心がトラウマになり、大人になってからも歯医者に行かないという方も少なくありませんので、将来のためにもカリソルブの治療を行ったほうが良いかもしれません。